あまり知られていないもう一つのドローンの語源(由来)とは

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ドローンと呼ばれるようになった由来で有名なのが、

雄バチの羽音がドローンのプロペラが回転する風切り音に似ていることからドローンと呼ばれるようになったという説です。

しかし、ドローンにはもう一つ名前の由来があることを皆さんはご存じでしょうか?

しかもそれは1935年(今から80年以上も前)から既に“ドローン”と呼ばれていたというのです。

ドローンの語源(由来)とは

“ドローン”と呼ばれる空を飛ぶ無人機は、一般に言うマルチコプターだけではありません。

軍事などに興味がある方はグローバルホークやプレデター、リーパーなどの無人偵察機(無人攻撃機)も“ドローン”と呼ぶでしょ?と思うかもしれません。

しかし、それ以外にも昔から“ドローン”と呼ばれてきたものは存在します。

それが、射撃訓練用標的(通称:ターゲット・ドローン)といわれるものです。

射撃訓練用標的(ターゲット・ドローン)とは

射撃訓練用標的機(ターゲット・ドローン)とは、飛来する爆撃機などを想定(模擬)した無人機を飛行させてそれを対空火器で撃ち落とす訓練をするための訓練用の無人航空機です。

その運用は古く、昔の有名な機体は英空軍で1935年より運用されていた「DH.82B クイーン・ビー(Queen Bee)」と呼ばれる無人機です。

QueenBee

 

この機体は艦上で運用され、無線による遠隔操作で飛行し対空射撃訓練の標的(的)として活躍しました。

一通りの訓練が終わったあとは、回収され、必要であれば修理・補修が施されて繰り返し使用されていました。

ターゲット・ドローンは世界中で活躍

現在、訓練のために対空射撃訓練のために数多くのターゲット・ドローンが開発され運用されています。

それは「対空」に限らず「空対空」(戦闘機からターゲット・ドローンを標的(的)とした射撃訓練)でも行われるようになっており、もちろん日本の自衛隊でもターゲット・ドローンを標的(的)とした訓練は絶えず実施されています。

ターゲット・ドローンが使用される大きな理由は、「実践に近い状況を模擬できること」と「標的(的)が実際の航空機に比べて安価なこと」にあります。

世界的に有名なターゲット・ドローンは、高速標的(ジェットエンジン搭載)の「チャカ(CHUKAR)」、低速標的(レシプロエンジン搭載)の「RCAT」、簡易型の小型標的(手で投げて発射)の「RCMAT」あたりでしょうか。

これらのターゲット・ドローンはクイーン・ビーと同様に、訓練が終われば回収され繰り返し使用されます。

日本(自衛隊)でもこれらの機体が長く使用されていましたが、現在では日本独自のターゲット・ドローンが開発され運用範囲が着実に広がりつつあります。

「クイーン・ビー=女王蜂」から転じて「雄バチ=ドローン」へ

さて、だいぶ回り道をしてしまいましたが本題に戻ります。

「雄バチの羽音説」以外のドローンのもう一つの語源(由来)は、英空軍で1935年より運用されていた「DH.82B クイーン・ビー(Queen Bee)」がドローンの語源(由来)なのです。

「クイーン・ビー」=女王蜂から転じて雄バチ=「ドローン」と呼ばれるようになり、実際に標的機は「ターゲット・ドローン」と呼ばれているのです。

まとめ

現在、インターネット上においては「雄バチの羽音説」が多くを占めているようです。

しかし、私としては「ターゲット・ドローン説」の方が背景も含めて(事実、「雄バチの羽音説」には確固たるソース(情報源)がありません)有力であると感じています。

「ドローン」のすそ野は広く、私たちの手元にやってきたのが最近というだけであり、大戦時からドローンと呼ばれるものは存在していました。

いきなり時代にドローンが出現してきたように感じる方も多いかもしれませんが、視野を広げその時代背景も含めて調べてみると、ドローンの魅力がまた一段と深まるかもしれません。

 

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