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衝撃の事実!世界初のドローンは実は日本製だった……

もはや知らない人はいないほどの認知度となってきた感もあるドローンですが、、、

 

さて、みなさんはご存じでしょうか?

実は世界初のドローン(マルチコプター)は日本が開発したということを……

目次

世界初のドローン

ここでは世界初のドローン=電動のマルチコプターを指しています。

世界で初めて今のドローンとほぼ同じような形状のマルチコプターを開発したのは、年収の高さで有名な「株式会社キーエンス」でした。

1989年、キーエンスは姿勢制御用のジャイロセンサーを搭載した世界初のドローン「ジャイロソーサー E-170」を開発し発売しました。

この、ジャイロソーサー E-170 はホビー用のラジコンとして発売され、搭載されているジャイロセンサーはキーエンスが独自に開発したセンサーです。

翌年の1990年には、後継機となる「ジャイロソーサーⅡ E-570」を発売し、以降電動マルチコプターは日本を中心としたラジコン市場に根強く生き続けていました。

マルチコプター以外でも

キーエンスの ジャイロソーサー E-170 が発売された1989年からわずか2年前、1987年にヤマハ発動機は農薬の散布を目的とした無人ヘリコプター「R-50(L09)」を開発し、同年12月よりモニター販売による実使用時のデータ収集や改善に向けた取り組みなどが開始されました。

現在では、ヤマハ発動機の農薬散布用無人ヘリコプターを筆頭に日本の農業に無人機は欠かすことのできないものになっています。

ドローンのブレイク

世界初のドローンが世の中に登場してから約20年後の2010年、ドローンは世界的にブレイクしました。

それまではドローンといえば一部の人の認識では軍事用の無人機という認識の方が強い状態でしたが、2010年フランスの「Parrot社」がスマホ(スマートフォン)で簡単に操縦することができる「AR Drone」が世界的に爆発的なブレイクをもたらし、一般の人にもドローン=マルチコプターという認識が一気に広まりました。(褒められた話ではありませんが、ドローンによる様々な事件のニュースもある側面から言えば一般にドローンが周知される役割を果たしたともいえます。)

ドローンの現在

現在では、様々なベンチャー企業がドローン産業に参入してきており、その市場規模は2025年には10兆円規模になるとも言われています。

現在、世界のホビー(空撮)用ドローンは中国(DJI社)、アメリカ(3D ROBOTICS社)、フランス(Parrot社)が80%を占めるとも言われています。

高画質カメラを搭載し、GPSによる位置補正、ジャイロセンサーによる精度の高い姿勢制御、飛行制御ソフトウェアの発達が可能にした安定した飛行など、日進月歩の進化が着実に進んでいます。

さらに手のひらに乗るほどの大きさのドローン(トイドローン)が安定した飛行を魅せ、それが数千円程度の価格で手に入る時代となっていることを誰が想像したでしょうか。

まとめ

世界初のドローンは27年も前に発売され、さらにそれが日本製だった事実は非常に嬉しく感じる反面、現在のドローン市場での日本は、諸外国の陰に隠れなかなか芽が出てきていないのが現状です。

しかし、30年弱の農業などでのドローン(無人ヘリコプター)による技術の蓄積など、日本にはまだまだ今後それを発展させ開花させるだけの可能性は十分に秘めていると思われます。

今後、ドローンがどのように発展していくのか、どの分野で活躍できるのか、どこまで生活に浸透してくるのか、現状は諸外国に圧倒されている感はありますが、日本のドローン革命に期待せずにはいられません。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • いくら開発が先でも、何かと日本は遅れている。
    つまり負け犬の遠吠えにすぎないのでは。

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