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そのドローンのバッテリーは大丈夫?8つの気を付けるべきこと

あなたのそのバッテリーは膨らんだりしていませんか?

もしかするとそのバッテリーはもう限界かもしれません。。。

ここでは、ドローンのリポバッテリーの取り扱いについて、特に気を付けなければならないことについてまとめました。

目次

なぜリポバッテリーは膨らむのか?

リポバッテリー(リチウムポリマーバッテリー)に限らずバッテリー(電池)と呼ばれるものは、そのほとんどが化学反応を応用して充電・放電を繰り返して使用されます。化学反応が起きて電気が発生し放電(他の機器へ電力を供給)できるとしたら、充電はその逆の化学反応をコンセントなどからの電力の力を借りて実施しているといえばイメージしやすいでしょうか?

そのバッテリーの中でもリポバッテリーは取り扱いを十分に注意すべきバッテリーになります。

リポバッテリーを長期間しようしていたり、過充電もしくは過放電などでリポバッテリー内にガスが発生します。このガスは、リポバッテリー内の電解液が分解したために発生してしまいます。実はこのガスが危険なのです。

リポバッテリーは薄いアルミなどの被覆で覆われたものがほとんどですのでガスの発生は見た目ですぐに分かります。そう、リポバッテリーの被覆が内部で発生したガスの圧力により膨らんでくるのです。

そうなったリポバッテリーは基本的にはもう使用するのは避けて、お住まいの廃棄方法に従い廃棄すべきです。

膨らんだリポバッテリーは破裂(発火)の可能性も……

これが膨らんだリポバッテリーを廃棄すべき一番の理由です。

リポバッテリーには常に破裂(発火)の可能性が付きまといます。(YouTubeで「リポバッテリー 発火」などと検索すると動画がたくさんヒットします。)

過充電・過放電などでの発火以外に、端子間をショートしてしまったり固いもので被覆を傷つけてしまったりした場合も結果的に内部でショートを起こして破裂(発火)に至る可能性が十分あります。

その炎は爆発的なものではないにしても、周囲の紙や本など可燃性のものに引火するには十分なものです。

リポバッテリーで気を付けること

リポバッテリーを取り扱う際、基本的に気を付けることは次の8つです。

  • 可燃物(紙や本など)の近くで充電しない
  • 充電中はその場を離れない
  • 保管は専用の容器(不燃性・耐火性)を用いる
  • 高温になる場所で保管しない
  • 車内や可燃物の近くで保管しない
  • 過充電しない(電圧を確認しながら充電する)
  • 満充電のまま放置しない
    ※長期保管だけでなく、明日ドローンを飛ばすからといって前日の夜のうちに満充電…というのも避けるべきです。
  • モーターとの性能を確認する(過放電に気を付ける)
    ※市販のドローンを付属のバッテリーで動かす分には問題ありませんが、もし自作ドローンを作ろうとしているのなら気をつけなければなりません。モーターが要求する電力がバッテリーの放電能力を上回った組合せで使用すると過放電となる可能性があります。

まとめ

リポバッテリーは小型なわりに容量が大きく実は取扱いに十分気を付けなければならない代物です。

スマホを充電するような感覚で取り扱うことのないよう、安全に気を付けて取り扱うようにしてください。

 

こちらでリポバッテリーを取り扱う上で必需品ともいえるものについても紹介していますので、ぜひご覧ください。
> 最低限これだけは揃えたい!ドローンのリポバッテリーの必需品とは

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